当院では、2023年3月20日から、マイナンバーカードが保険証として使えるようになりました。
当院では診療情報を取得・活用することにより質の高い医療の提供に努めています。
正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力お願いいたします。
詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
(リンク)厚生労働省 マイナンバーカードの健康保険証利用について
(リンク)マイナポータル マイナンバーカードの健康保険証利用
当院では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、院内トリアージを実施しています。
発熱のある患者さんや新型コロナウイルス感染症が疑われる患者さんが受診する際には、あらかじめ当院に電話をいただき、受診までの流れを説明し、必要に応じて駐車場の車の中で検査を行う等、他の患者さんとの動線を分離するよう努めます。
厚生労働省の規定する「新型コロナウイルス感染症に係る診療報酬上の臨時的な取り扱い」に基づき上記の感染拡大防止対策をおこなった場合には、「院内トリアージ実施料」を算定いたします。
当院ではアイチケットという順番取りシステムを採用しています。
オンラインで順番を取ることもできますし、直接来院した方には番号券をお渡ししています。
現在コロナウイルス感染症の流行期にあっては、待合室が密になることは避けなければなりません。
そのため、待合室には入れる人数を制限し、それを超えた方は番号券をお持ちになり、駐車場の車でお待ちいただきます。
携帯からアイチケットの画面をご覧になり、自分の順番が近くなってから再び待合室に入っていただきます。
ご協力よろしくお願いいたします。
当院では臍ヘルニアいわゆる「出べそ」に対する圧迫療法を行っています。
昔の臍ヘルニアに治療は、絆創膏を左右に皮膚を引き寄せてヘルニアが出ないように貼って固定する方法で行っていました。しかし絆創膏にかぶれる皮膚炎が多発したり、連日のように絆創膏を貼りなおさなければならない煩雑さから、あまり行われなくなりました。
もっとも臍ヘルニアは、放置しても1歳頃までにはほとんどが自然に治癒する病気です。ただし2歳過ぎても改善しない場合は手術が必要ですし、自然に改善しても余分な皮膚が残り見栄えが悪かったりした場合に、美容上の手術をするケースもあります。また、経過観察中に「出べそ」を指摘されることで受ける両親の精神的負担も無視できません。これらの理由から、圧迫療法が見直され実施する施設が増えてきました。絆創膏が改良され頻繁に張り直す必要がなくなり、皮膚炎も起こしにくくなったのも普及してきた要因です。
当院で行っている圧迫療法
治療を開始する月齢は、4ヶ月以内が望ましいです。というのは年長児になるほど治療の効果を得ることが難しくなるからです。当院で開始する月齢は生後1ヶ月から2ヶ月がほとんどです。
典型的な臍ヘルニアの治療経過をご提示します。
下は生後2ヶ月で受診された男の子の写真です。
お臍の形に合わせた綿球を用意し、突出しているヘルニアを綿球で押し込んで、その上からテープを貼ります。
下の写真のような状態になります。
このシールは簡単には剥がれませんので、貼りっぱなしにします。入浴も問題ありません。剥がれてしまったり、皮膚が赤くなった場合は、途中で受診していただきますが、何もなければ1ヵ月後に来ていただいています。先ほどの男の子はシールが剥がれたので2週後貼り直しに来院し、下の写真のようになりました。
お臍の周りが赤くなったので、今回は固定しないで一休み。2週後に来院したのが下の写真。
赤みが改善したので再び固定しました。その後1ヶ月経過し(生後5ヶ月)、下の写真のような状態になり治療終了です。
尚、写真の掲載に当たっては、ご家族の了解を得ています。