手足口病が流行中です。
インフルエンザが小流行中です。RSウイルス感染症は減少してきました。
手足口病が流行中です。手のひら、足の裏に小さな水疱が出来、口の中に口内炎が出来ます。熱はあまり出ないことが多いです。ただし髄膜炎を合併することがあり、高熱が続いたり、頭を痛がったり吐いたりしたときは要注意です。ウイルスの感染症ですので抗生物質は効きません。
インフルエンザが県全体で小流行中です。先週は定点当たり4.16名でした。郡山は定点当たり1.46名で先々週よりは少し減少しました。
RSウイルス感染症が県全体で小流行中ですが減少中です。高熱とともに咳がひどく、ゼイゼイと呼吸が苦しくなります。1歳未満の乳児がかかると重症になることが多く、入院して酸素の吸入を必要とすることもあります。
ヘルパンギーも小流行中ですが報告は減少中です。突然高熱が出て、ノドチンコの周りに口内炎が出来るのでのどを痛がります。小さい子はヨダレが多くなったりします。ウイルスの感染症ですので抗生物質は効きません。
溶連菌感染症が小流行中です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、5月に5類感染症に移行して定点ごとの報告になりました。6月下旬から増加が続いていましたが、8月21日の週より減少が続いています。
(9月27日)
福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。
596814RSウイルス感染症、手足口病が流行中です。
インフルエンザが再び増加してきました。ヘルパンギーナは減少中です。
RSウイルス感染症が県全体で流行中ですが減少中です。高熱とともに咳がひどく、ゼイゼイと呼吸が苦しくなります。1歳未満の乳児がかかると重症になることが多く、入院して酸素の吸入を必要とすることもあります。
手足口病も流行中ですが。手のひら、足の裏に小さな水疱が出来、口の中に口内炎が出来ます。熱はあまり出ないことが多いです。ただし髄膜炎を合併することがあり、高熱が続いたり、頭を痛がったり吐いたりしたときは要注意です。ウイルスの感染症ですので抗生物質は効きません。
インフルエンザの報告が県全体で増えています。先週は定点当たり4.27名でした。郡山は定点当たり2.07名で先々週よりは減少しましたが小流行状態です。
ヘルパンギーも流行中ですが報告は減少中です。突然高熱が出て、ノドチンコの周りに口内炎が出来るのでのどを痛がります。小さい子はヨダレが多くなったりします。ウイルスの感染症ですので抗生物質は効きません。
溶連菌感染症が小流行中です。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、5月に5類感染症に移行して定点ごとの報告になりました。6月下旬から増加が続いていましたが、8月21日の週より減少中です。
(9月20日)
福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。
595895原因は?
その名の通りアデノウィルスが原因でおこる感染症です。このウィルスには亜型がたくさんあり、咽頭扁桃炎、肺炎、咽頭結膜熱(プール熱)、胃腸炎、膀胱炎、発疹症など様々な症状を示します。
どんな症状がでるの?
ここでは、アデノウィルスの感染による咽頭、扁桃炎について書きます。とにかく高い熱が特徴でインフルエンザ並に39度以上出ることが多いです。熱はなかなか下がらず、5日間くらい続きます。ノドは真っ赤に脹れ、扁桃に白い膿のような浸出物が付くこともあります。
治療はどうするの?
原因になっているウィルスに効く薬はありません。抗生物質は全く無効で、むしろ耐性菌を作る原因にもなり、使用は避けるべきといわれています。対症療法しかありません。ノドが脹れて高熱が続いている時、抗生剤を飲んでも高熱が引かない場合この病気を疑うこともあります。高熱が持続することは覚悟しなければなりませんが、これに耐えられず体力の消耗が著しい場合は、入院をして治療をする場合もあります。
合併症は?
重症な肺炎を合併することがあります。急に咳が出てきたり、呼吸が苦しそうな状態になったら要注意です。また、まれに髄膜炎を起こすことがあります。発熱、頭痛、嘔吐(激しく何度も吐く)の症状がそろったら要注意です。首が硬くなり、仰向けで寝て首を曲げようとしても曲がらなくなる症状(頸部硬直)も見られます。結膜炎。目が充血したり目ヤニが出ます。
医療情報誌ハートは、郡山市・須賀川市・本宮市の読売新聞福島民友に折り込まれています。
当院から医療のQ&Aを寄稿しています。
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HEARTH2803
どんな病気なの?
ロタ、ノロ、アデノなどのウイルスによる消化管の感染症です。年間を通してみられますが、冬流行することが多いです。
どんな症状がでるの?
突然のおう吐から始まることが多いです。熱がでることもあります。ある程度時間を置いてから下痢が始まります。水のような便で、色はレモン色~白色です。ロタウィルスが原因の場合、便が真っ白になってしまいます。
治療はどうするの?
脱水にならないように水分をいかに補給できるかが最大のポイントです。基本的には家庭での食事療法ということになります。薬は補助的な役割しかありません。ウィルスの病気なので、抗生物質は効きません。水分の補給が追いつかない場合、脱水状態になり、点滴や入院が必要なこともあります。
家庭での治療
①吐き続けているとき:「胃を空にして、おう吐が鎮まるのを待つ」を原則にします。何も飲ませないほうがよいです。脱水になるのを心配して焦って与えてしまうと、吐くだけです。吐くと水分だけでなく、胃液や腸炎に含まれる塩分も失われることになり、脱水が進んでしまいます。
②まずは水分からはじめる:吐き気が落ち着いてきたら、少量の水分を 飲ませてください。1回の量は15~20ml、大さじ1杯、吐かなければ5分後に同じ量。これを1時間続けると180~240ml(コップ1杯位)飲めます。これがクリアできたら徐々に増やしましょう。何をのませる?水分だけではなく塩分の補給も必要なので、水、お茶、果汁は適しません。脱水状態の改善に適した「OS-1」という経口補水液がお勧めです。スポーツドリンク(アイソニック飲料)は塩分の濃度が低いので、それだけ飲んでしまっては重症の下痢の場合には適しません。200ml飲んだら味噌汁の上澄みを50ml飲むなどして、塩分の補給が必要です。
③下痢だけになったら:便の様子をみながら少しずつ消化のよい食べ物を与えてください。食欲がないようなら、水分だけでもかまいません。
次に受診するまでに
家庭で飲んだ水分の量、下痢や吐いた回数をメモをとって持ってきて下さい。