感染症便り 感染症だより(9月22日~9月28日)

新型コロナウイルス感染症、百日咳の報告は続いています。

伝染性紅斑(りんご病)は減少、RSウイルス感染症は郡山市内は減少しています。

新型コロナウイルス感染症の報告が続いていますがやや減少してきています。

百日咳の報告も続いています。先週郡山市では4名の報告がありました。先々週8名でした。年齢は学童から10代がほとんどです。激しい咳が出て、長引くのが特徴です。乳児がかかると重症になり、生後6か月以下では死に至る危険性も高いです。伝染性紅斑(りんご病)は郡山市内の流行は終息しそうですが、県全体でも減少してきています。ほっぺがリンゴのように赤くなるので、りんご病とも呼ばれます。他に太ももや腕に赤い斑点が出ます。熱は出ません。発疹が出た時点で体からウイルスは消えているので感染力はありませんので、登校登園は可能です。妊娠中の方がかかると、まれに胎児の異常や流産する可能性があり注意が必要です。

RSウイルス感染症は県北、会津、相双地区で流行中です。高熱とともに咳がひどく、ゼイゼイと呼吸が苦しくなります。1歳未満の乳児がかかると重症になることが多く、入院して酸素の吸入を必要とすることもあります。

 

                                               (10月2日)

 福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。

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