感染症便り 感染症だより(10月13日~10月19日)

新型コロナウイルス感染症、百日咳の報告は続いています。

伝染性紅斑(りんご病)は減少、インフルエンザの流行が始まりました。

新型コロナウイルス感染症の報告が続いていますがやや減少してきています。

百日咳の報告は続いています。先週郡山市では5名の報告がありました。先々週は9名でした。年齢は学童から10代がほとんどです。激しい咳が出て、長引くのが特徴です。乳児がかかると重症になり、生後6か月以下では死に至る危険性も高いです。伝染性紅斑(りんご病)の流行は終息しそうですが、報告は続いています。ほっぺがリンゴのように赤くなるので、りんご病とも呼ばれます。他に太ももや腕に赤い斑点が出ます。熱は出ません。発疹が出た時点で体からウイルスは消えているので感染力はありませんので、登校登園は可能です。妊娠中の方がかかると、まれに胎児の異常や流産する可能性があり注意が必要です。

インフルエンザの報告が出始めました。郡山市は先週定点当たり1.22名の報告がありました。定点当たり1名を超えると流行が始まったと判断します。県全体では定点当たり3.17名でした。

 

                                               (10月23日)

 福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。

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