感染症便り 感染症だより(11月5日~11月11日)

RSウイルス感染症が流行中です。溶連菌感染症が増加中です。

感染性胃腸炎が増加してきています。全国的に風しんが流行しています。

RSウイルス感染症の流行が続いています。郡山市内からの報告は減ってきていますが、県全体では流行のピークであった9月上旬の報告数の半分以下ではありますが、なかなか減りません。昨シーズンは寒くなるともに減少しましたが、まだ注意が必要です。高熱とともに咳がひどく、ゼイゼイと呼吸が苦しくなります。1歳未満の乳児がかかると重症になることが多く、入院して酸素の吸入を必要とすることもあります。

溶連菌感染症は小流中ですが、増加傾向にあります。熱が出てノドが真っ赤に腫れ、舌がイチゴのようになります。全身に細かい発疹が出る事もあります。ノドの検査ですぐに診断ができます。この病気は細菌による感染症なので、抗生物質が効きます。ただし、腎臓や心臓の合併症を防ぐために長く飲む必要があります。

感染性胃腸炎が増加してきています。突然のおう吐から始まり、発熱し下痢をします。水分の補給の仕方の工夫が必要になります。吐き気が強い間は何も飲ませないほうがよいでしょう。少し吐き気がおさまってきたら少量づつ根気よく時間をかけて水分や塩分を補給します。最初の量は1回に15ml以上は与えないようにして、5分毎に同じ量を飲ませていきます。焦っていっぺんにたくさん飲ませないことが肝心です。

インフルエンザの報告が県内で散発的にあります。先週郡山市内の定点からの2例の報告がありました。全国的に、風しんが流行しています。県内では今年7例の報告があります。妊娠初 期に風しんに感染すると生まれた赤ちゃんに難聴や心疾患等の障害を引き起こします(先天性風しん症候群)。予防にはワクチン接種が最も有効です。

(11月14日)

福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。

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感染症便り 感染症だより(10月29日~11月4日)

RSウイルス感染症が流行中です。ヘルパンギーナは減少中です。

溶連菌感染症が増加中です。全国的に風しんが流行中です。

RSウイルス感染症の流行が続いていますが、流行のピークであった9月上旬の3分の1位になりました。昨シーズンは寒くなるともに減少しましたが、まだ注意が必要です。高熱とともに咳がひどく、ゼイゼイと呼吸が苦しくなります。1歳未満の乳児がかかると重症になることが多く、入院して酸素の吸入を必要とすることもあります。

夏かぜの代表的な病気であるヘルパンギーナが流行はようやく終息しそうです。突高熱が出て、のどの奥に小さな水ぶくれが出来るので、のどを痛がります。小さい子はヨダレが多くなったりします。ウイルスの感染症ですので抗生物質は効きません。

溶連菌感染症は小流中ですが、増加傾向にあります。熱が出てノドが真っ赤に腫れ、舌がイチゴのようになります。全身に細かい発疹が出る事もあります。ノドの検査ですぐに診断ができます。この病気は細菌による感染症なので、抗生物質が効きます。ただし、腎臓や心臓の合併症を防ぐために長く飲む必要があります。

インフルエンザの報告が県内で散発的にあります。先週郡山市内の定点からの1例の報告がありました。全国的に、風しんが流行しています。県内では今年7例の報告があります。妊娠初 期に風しんに感染すると生まれた赤ちゃんに難聴や心疾患等の障害を引き起こします(先天性風しん症候群)。予防にはワクチン接種が最も有効です。

(11月9日)

福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。

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病気について アデノウィルス感染症について (特に、咽頭炎、扁桃炎について)

原因は? 
その名の通りアデノウィルスが原因でおこる感染症です。このウィルスには亜型がたくさんあり、咽頭扁桃炎、肺炎、咽頭結膜熱(プール熱)、胃腸炎、膀胱炎、発疹症など様々な症状を示します。

どんな症状がでるの? 
ここでは、アデノウィルスの感染による咽頭、扁桃炎について書きます。とにかく高い熱が特徴でインフルエンザ並に39度以上出ることが多いです。熱はなかなか下がらず、5日間くらい続きます。ノドは真っ赤に脹れ、扁桃に白い膿のような浸出物が付くこともあります。

治療はどうするの?
原因になっているウィルスに効く薬はありません。抗生物質は全く無効で、むしろ耐性菌を作る原因にもなり、使用は避けるべきといわれています。対症療法しかありません。ノドが脹れて高熱が続いている時、抗生剤を飲んでも高熱が引かない場合この病気を疑うこともあります。高熱が持続することは覚悟しなければなりませんが、これに耐えられず体力の消耗が著しい場合は、入院をして治療をする場合もあります。

合併症は?
重症な肺炎を合併することがあります。急に咳が出てきたり、呼吸が苦しそうな状態になったら要注意です。また、まれに髄膜炎を起こすことがあります。発熱、頭痛、嘔吐(激しく何度も吐く)の症状がそろったら要注意です。首が硬くなり、仰向けで寝て首を曲げようとしても曲がらなくなる症状(頸部硬直)も見られます。結膜炎。目が充血したり目ヤニが出ます。

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HEART寄稿文 HEART(H28年03月号):食物アレルギーについて

医療情報誌ハートは、郡山市・須賀川市・本宮市の読売新聞福島民友に折り込まれています。

当院から医療のQ&Aを寄稿しています。

※うまく表示されない時は再読み込みを行ってみて下さい。

 

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病気について 感染性胃腸炎について

どんな病気なの?
ロタ、ノロ、アデノなどのウイルスによる消化管の感染症です。年間を通してみられますが、冬流行することが多いです。

どんな症状がでるの?
突然のおう吐から始まることが多いです。熱がでることもあります。ある程度時間を置いてから下痢が始まります。水のような便で、色はレモン色~白色です。ロタウィルスが原因の場合、便が真っ白になってしまいます。

治療はどうするの?
脱水にならないように水分をいかに補給できるかが最大のポイントです。基本的には家庭での食事療法ということになります。薬は補助的な役割しかありません。ウィルスの病気なので、抗生物質は効きません。水分の補給が追いつかない場合、脱水状態になり、点滴や入院が必要なこともあります。

家庭での治療
①吐き続けているとき:「胃を空にして、おう吐が鎮まるのを待つ」を原則にします。何も飲ませないほうがよいです。脱水になるのを心配して焦って与えてしまうと、吐くだけです。吐くと水分だけでなく、胃液や腸炎に含まれる塩分も失われることになり、脱水が進んでしまいます。
②まずは水分からはじめる:吐き気が落ち着いてきたら、少量の水分を 飲ませてください。1回の量は15~20ml、大さじ1杯、吐かなければ5分後に同じ量。これを1時間続けると180~240ml(コップ1杯位)飲めます。これがクリアできたら徐々に増やしましょう。何をのませる?水分だけではなく塩分の補給も必要なので、水、お茶、果汁は適しません。脱水状態の改善に適した「OS-1」という経口補水液がお勧めです。スポーツドリンク(アイソニック飲料)は塩分の濃度が低いので、それだけ飲んでしまっては重症の下痢の場合には適しません。200ml飲んだら味噌汁の上澄みを50ml飲むなどして、塩分の補給が必要です。
③下痢だけになったら:便の様子をみながら少しずつ消化のよい食べ物を与えてください。食欲がないようなら、水分だけでもかまいません。 

次に受診するまでに
家庭で飲んだ水分の量、下痢や吐いた回数をメモをとって持ってきて下さい。

 

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