感染症便り 感染症だより(9月16日~9月22日)

手足口病が再び増加中です。新型コロナウイルス感染症の報告は減少中です。

溶連菌感染症が小流行中です。

減少していた手足口病が再び増加してきました。手のひら、足の裏に小さな水疱が出来、口の中に口内炎が出来、熱が出ます。まれに髄膜炎を合併することがあり、高熱が続いたり、頭を痛がったり吐いたりしたときは要注意です。ウイルスの感染症ですので抗生物質は効きません。今シーズンは複数回かかった方もいます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の報告数は減少中です。

溶連菌感染症は小流行が続いています。熱が出てノドが真っ赤に腫れ、舌がイチゴのようになります。全身に細かい発疹が出る事もあります。ノドの検査ですぐに診断ができます。この病気は細菌による感染症なので、抗生物質が効きます。ただし、腎臓や心臓の合併症を防ぐために長く飲む必要があります。

RSウイルス感染症は県全体では小流行が続いています。

マイコプラズマ感染症の報告が全国的に多いです。発熱、痰が絡まない乾いた咳が主な症状です。軽症な場合は自然に改善します。一部は重症化し肺炎を起こします。発熱や咳が長引いた場合は可能性があります。

(9月25日)

福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。

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