感染症便り 感染症だより(6月4日~6月10日)

咽頭結膜熱(プール熱)が増加中です。感染性胃腸炎が小流行中です。

RSウイルス感染症の流行が続いています。溶連菌感染症が小流行中です。

咽頭結膜熱(プール熱)が増加中です。県全体では注意報レベルで流行しています。インフルエンザ並みの高熱が5日間続きます。のどが真っ赤に腫れ、結膜炎を伴うこともあります。アデノウィルスというウイルスによる感染症で、特効薬はありませんし、抗生物質は効きません。

感染性胃腸炎も流行中です。突然のおう吐から始まり、発熱し下痢をします。水分の補給の仕方の工夫が必要になります。吐き気が強い間は何も飲ませないほうがよいでしょう。少し吐き気がおさまってきたら少量づつ根気よく時間をかけて水分や塩分を補給します。最初の量は1回に15ml以上は与えないようにして、5分毎に同じ量を飲ませていきます。焦っていっぺんにたくさん飲ませないことが肝心です。

RSウイルス感染症は、例年は冬流行する疾患ですが、昨年は8月から9月警報レベルで流行しました。その後報告数は多くはありませんが、流行は続いています。高熱とともに咳がひどく、ゼイゼイと呼吸が苦しくなります。1歳未満の乳児がかかると重症になることが多く、入院して酸素の吸入を必要とすることもあります。

溶連菌感染症が小流行レベルで流行中です。熱が出てノドが真っ赤に腫れ、舌がイチゴのようになります。全身に細かい発疹が出る事もあります。ノドの検査ですぐに診断ができます。この病気は細菌による感染症なので、抗生物質が効きます。ただし、腎臓や心臓の合併症を防ぐために長く飲む必要があります。

(6月14日)

福島県内の感染症発生状況は以下の福島県感染症情報センターの発表をご覧ください。

273150
LINEで送る
Pocket